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1979年(U.S.)

監督 フランコ・ゼフィレッリ
撮影 フレッド・コーネカンプ
脚本 ウォルター・ニューマン (話:フランシス・マリオン)
音楽 デイヴ・グルーシン
キャスト ジョン・ヴォイト、 フェイ・ダナウェイ、 リッキー・シュローダー、 ジャック・ウォーデン

Director Franco Zeffirelli
Cinematography Fred J. Koenekamp
Screenplay Walter Newman (story: Frances Marion)
Music Dave Grusin
Cast Jon Voight, Ricky Schroder, Faye Dunaway, Jack Warden


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上:リッキー・シュローダーとジョン・ヴォイト

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リッキー・シュローダーはリック・シュローダーと名乗っており(鑑賞前にクラブでは彼がこの映画の後になくなったとの情報が流れましたが、これは江良さんの間違いでした!ごめんねリックby江良さん)。1980年、彼が9歳の時ゴールデングローブ賞の新人賞をとっています。
Ricky Schroder - now Rick Schroder (and not dead, as the club was initially mistakenly informed by Era san: apologies to Mr Schroder!) - won a Golden Globe in 1980, when 9 years old, for 'New Star of the Year' for The Champ.

The 1979 film is a remake of the 1931 King Vidor film:

Watched on 2007/03/03

チャンプ / The Champ

江良さんの選出作品 Era-san's selection


Warning: Plot and/or ending details might follow.
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

 

『今回は自分が作品を紹介する番。で、悩んだ末に選んだのは25年前にボロ泣きしたこの作品でした。新たに観たら、その感動を再び味わうことができるだろうかとの自分への試しもあったのですが、やっぱり泣きました。素直にいい映画でした。昔も今も、僕を泣かせる名作です。

よくよく思えばベタな展開に、ベタな台詞です。直球の親子愛映画です。でも「カサブランカ」しかり、「ローマの休日」しかり、全部直球勝負。それがずっと心に残っているとなれば、やっぱり自分は王道のハリウッド映画がいいなぁとつくづく。それにしてもあの子役は本当に凄い。凄い。凄い。だから、自分の中では伝説化し、もうきっと事故で亡くなっているとずっと信じてました。ブラピとも共演しているとは。ちょっと複雑です」

江良 至

 


 

やはり江良さん、王道できましたね。泣かされると分かっていても、涙を堪えるのに必死でした。他には誰が泣いてるのかな?と気になって、後半ちょと集中力が落ちた気がする。

とにかく、俳優さんの演技(特に子役)が素晴らしい作品を観ると、やっぱり映画は演技でモノを言うものだなと痛感します。本当に、子役が素晴らしかった。あの子が、ボクシングを辞めた今でも父を「チャンプ」と呼んでいる。それだけで、この映画は泣けてしまう。不器用だけど優しさに溢れ、誰からも愛される主人公・ビリーのキャラクターも、とてもいい。出だしの、競馬場の夕日のシーンはとても好きです。あと、別れた妻と、昔どんなことがあったのか。それを想像させてくれるに留めた脚本も嬉しい。強いていえば、ラストがくどい気もするけど、おそらく子供の演技が素晴らしすぎて、編集で切るに切れなかったのだろうと思った。

それにしても、この日はひな祭り・・・みんなで「ひなあられ」など食べつつ、随分と男臭い映画を観てしまいました。

藤平 久子

 


 

「TJ」の愛くるしさ、ひたむきさに“ポウッ〜”と見入ってました。TJがニコニコしている姿もよし、泣いている姿もよし、調子にのってる姿もこれまたよし。もう「TJ祭り」です!しかし……正直言いまして私の中では「星2つ」といったところでしょうか。。。(江良さん、ご、ごめんなさい〜〜〜)いや、もちろんよかったですよ!

よかったんだけど、感情の奥底を揺さぶられるようなものがなかったというか。それは何故なのか自分なりに考えてみるに、展開が単細胞な私でも予測できるストーリーの単純さにあるのか、それともグッときた台詞や表情が自分の中に残らなかったからかも知れません。いちばん心に残ったのは、最初に出た「THE CHAMP」のタイトルロゴのデザインという。。。あれはかっこいいです!あのタイポグラフィは実によい!花丸!ということは、私の一番胸を打たれたのはロゴってこと?それもまたよし。

The Champ logo
上:クレジットのタイトルがありません、
これはほかのポスターのロゴ

内藤 道子

 

 



いや〜涙を流させて頂きました。いい意味映画ならではの、弱冠ハチャメチャな展開にも、リッキー・シュローダー の演技に全部心持って行かれました。

印象に残っている台詞は、TJがアニーに預けられ、母親だと明かしてしまうシーン。

「僕はお父さんを愛している。もしあなたがお母さんならチャンプを愛しているの?」

「・・・」

「愛していないなら、お母さんじゃない」

ん〜これかなり痛い台詞でした。子供の思うお父さん、お母さん像と、大人の考えるそれとは訳が違うのです。そう、僕の紹介させて頂いた「父、帰る」でもそうでしたが、子供と大人の視点の違いって上手く描かれていて、ドキッとさせられますね。

この映画を見ていて僕が殆ど泣いていたシーンは、TJが出ているシーンでした。大人の勝手な事情のシーンになる度に興醒め。途中どこだったかTJがしばらく登場しないシーンでは、ちょっと眠くなりました。TJのシーンでとにかく泣けてしまうのですが、反対にTJが楽しそうにしているシーンは何とも言えない幸せな気分になれる。そう、子供が幸せでにこやかであるという事は、大人にとっても幸せな事。もっといえば世の中にとっても幸せな事なんだよねって、ちょっと大きく考えさせられたりして。

TJとチャンプの再会シーン。この時のチャンプのしていた格好のスタイリングが抜群でしたね。中に来ていた白いTシャツに、カーディガン、そして帽子。これは今のチョイ悪おやじのはしりですね。

またもや死んでしまう結末。チャンプが死んじゃったシーンで、結構冷めてしまった訳ですが、何とも恐るべしシュローダー君。またもやそんな事は無かったようにとめど無く涙を流させて頂きました。

TJが初めてアニーの船に訪れたシーンで、そこに、新しい旦那がいた時点で、あ、これってここからクレーマークレーマー的になるのかと、物語が読めてしまったのは残念。

音楽はDave Grusinではないですか!渋いところ来ましたね。最初の方ではやたらスティールドラムが登場していましたが、何か意図があるのだろうかと思っていたのですが、そう、それはこれから起こる悲しい物語とのコントラスト。前半に極力楽しい雰囲気を音楽でも演出しようとの意図があったのでしょう。スティールドラムは最初しか使われませんし、その後は、もっと感情的な音楽へと変遷していきます。が、素晴らしい音楽家であると思うのですが、ドカンと印象に残るメロディーを盛り込むメロディーメーカータイプでは無いので、映画音楽として残るインパクトには欠けますでしょうか。

いや〜何はともあれ、シュローダー君に完敗。泣かされました。

うるしどひろ

 


 

Era san decided to surprise us with a straightforward, mainstream movie for the third presentation to the film club. Unfortunately, I think I was the only one not tearful or actually crying. For me, the film was just too unrealistic, too straightforward to properly tug the heart strings (and I felt that the film was out to do just that; with a bit too much obvious intention).

What kept me watching was the acting - Ricky Schroder had more ability than many, especially in Hollywood, of his age. Faye Dunaway is almost of another era (even talking 28 years ago) when stars had presence and confidence just by being there. Jon Voight is a talented actor - and always actorly. Which was a bit of a impediment for his role here: I simply didn't believe he was a boxing champion. I feel he needs roles where a certain almost 'effete' overtone of acting doesn't intrude (such roles as playing a villain in a film like "Mission Impossible", even, where he can be almost archly a bad guy).

His character's comeback in the film is just one of several scenes which just happen too easily, and so unrealistically: tears that flow; being taken off to jail; even his spotting Faye Dunaway's character for the first time at the horse race track seems not quite in the right sense of space (how far away is she?). The latter seems a small criticism, but it's the kind of thing distracted me.

The film is a remake of a 1931 film, and somehow has an old-fashioned feel, even for a 1979 film. Pre-1979 there had already been a range of superb American films which even now are barely dated, but this one seems somehow stuck between it's original date and the time of the remake: not quite modern, not quite retro.

It was good to see an almost pessimistic ending, which is out of fashion in modern Hollywood, but, because of my distance from the film, I was unaffected. But two highlights included, firstly, Ricky's character almost pulling his underpants off with his trousers when he and his father sponaneously decide to go swimming - keep your pants on, Voight's character says in what was surely an ad lib, "or you'll be prosecuted for nude swimming." It was a moment of freedom in a tightly held film, and was a moment of a real relationship between the actors rather than the slightly stilted one between the characters.

And secondly, as the Godzilla theme music filtered through from the next room where our own film club 7-year-old had been banished to watch her own screen... one of the benefits of film clubs as opposed to cinemas!

- Andrew